メイクの資格は美容師資格のように国家資格の取得規定はありませんが、現在文部科学省認可の団体、民間団体が実施している各種メイク資格が存在します。
「でも、結局どのメイク資格を選ぶと良いの?」
「メイクの資格を取る為に学校や講座を選ぶ基準は?」
と悩むことも多いハズです。
ここでは、基本となるメイクアップアーティストの資格種類を3つご紹介します。
また、メイク資格の選び方についても解説しています。
「メイク業界に入って仕事がしたい!」という想いを持っている方なら、メイク資格の種類や選び方の参考になります。
主要なメイク資格3つとそれ以外の考え方
主要なメイク資格3つとは、現在日本で最も多くの人が持っているメイク資格のことです。
1:JMAメイクアップ技術検定
2:IBF国際メイクアップアーティスト認定試験
3:MSOJ認定メイクアップ検定
これらの資格を取得することで就職や独立開業、フリーとして活躍する場合に有利になり、メイクのお仕事をしてみたいという方におすすめの資格です。
ただし、この3つの資格に対応している講座やスクール・専門学校はそれぞれバラバラとなっている事がほとんど。
メイクアップアーティストの資格選びに迷った場合には、この3つの資格のどれかを選んでおくと安心です。
これら3つ以外のメイク資格
これら3つの資格以外にも多くのメイクアップ資格があります。
ここで紹介している3つの資格のどれかを持っていれば、それほど困ることはありませんが、絶対という事でもありません。
人によっては、時間が無いことから最短で取れる通信講座が良かったり、費用をあまりかけないで資格取得したいという方もいます。
あなたの、環境や性格に合った資格の選び方もありますので、いろいろと比べてみると良いでしょう。
メイクの資格種類1:JMAメイクアップ技術検定
受験資格:
3級:制限なし
2級:3級合格者
1級:3級、2級合格者
受講期間:6ヶ月~12ヶ月
受講費用:20万~
検定費用:6,500~8,500円
JMAメイクアップ技術検定 社団法人JMAの特徴
JMAメイクアップ技術検定は社団法人JMAが認定・実施しています。
技術検定内容はメイクの基礎からスキンケア、フルメイクに至るまでの技術力、知識ともに評価、認定を行います。
国内外で活躍できるだけの高いスキルを持つメイクアップアーティストの育成を目的としています。
この資格を取得したものは「メイクアップ関連会社」「化粧品メーカー」「テレビ業界」「モデル」などのショーのメイクを担当するチャンスが多くなるといわれています。
もっとも早期に取得できる方法としては、日本メイクアップ技術検定協会の会員なり毎月実施されている講習会に受講するのがおすすめです。
1級から4級までの段階に分かれており、段階を飛び越えての受験はできないため1級取得までは、かなりの期間が必要となります。
合格者には社団法人日本メイクアップ技術検定協会による合格認定証としてディプロマ(卒業証明書)が渡されます。
スクールで勉強を行う場合は、4級から3級程度の技術検定取得で約半年、レベルアップするごとに必要となる期間が延び半年から1年の勉強期間を必要とします。
各学校によって受講料は異なりますが、20万から30万以上は1年で必要とするでしょう。
『ヒューマンアカデミーのメイクアップ講座』では、「JMA(一般社団法人日本メイクアップ技術認定協会)」に対応したスクールで学ぶことが出来るJMAメイクアップ技術検定の認定校です。
など、気になることが一つでもあれば資料請求をしてみください。どんな学校なのか?どんなカリキュラムなのか?等も解決してくれます。 もちろん資料請求は無料ですので、JMAメイクアップ認定校の情報をもっと詳しく知りたい方はチェックしてみて下さい。
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メイクの資格種類2:IBF国際メイクアップアーティスト認定試験
受験資格:IBFが指定する各スクール所定のカリキュラムを修了し、修了証書を有している者。
受講期間:6ヶ月~12ヶ月
受講費用:20万~
検定費用:10,800円(税込)
IBF国際メイクアップアーティスト認定試験 国際美容連盟の特徴
IBF国際メイクアップアーティスト認定試験は、国際美容連盟が認定・実施し、現在東京とニューヨークを拠点としている国際的な団体です。
基礎テクニックはもちろんですが、実践的な技能を審査する認定試験です。
その目的は、広く一般の職業として認知すること。
メイクアップアーティストの持つ技術レベルを基準以上のものにすることで社会からの評価、価値を高めることです。
特に若手の育成に力を入れており、モード情報、メイクアップの技術、最新アートの紹介から情報提供、メイクアップ業界の活性化など幅広い活動を展開させています。
この資格は、1年に4回実施されていますので、それを目指し勉強計画を立てると良いでしょう。
国際的活動を展開させているIBFの拠点はニューヨークと東京ですが、認定試験実施会場は東京以外にも大阪、場合によって在宅にて実施できます。
ただし、筆記試験、実技試験ともに原則会場での受験となりますので、在宅受験の場合には事前に問い合わせる必要があります。
さらに受験資格として、受験のその時までにIBF指定の学校等で指定のカリキュラム終了証書を所有しているもののみとなりますので注意をしましょう。
資格取得までに必要とされている期間は個人差や学ぶ環境によって異なりますが、通学の場合で約半年のコースが設けられています。
さらに通信講座の場合で最低でも1年、独学では数年以上かかると予想されます。
受講料は税込み10500円で実技、筆記ともに約1時間となります。
同じく、「BrushUP学び」が提供する日本全国のメイク資格一括請求サービスです。
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メイクの資格種類3:MSOJ認定メイクアップ検定
受験資格:認定校、理事校の入学、カリキュラム修了
受講期間:6ヶ月~24ヶ月
受講費用:20万~
検定費用:6,000円(税込)
MSOJ認定メイクアップ検定「日本メイクアップ連盟」MSOJの特徴
MSOJ認定メイクアップ検定は「日本メイクアップ連盟」略してMSOJが実施する検定で、メイクアップの正しい基礎知識と技術を評価するのが目的です。
1級から3級までの試験を行い1級取得者で、実務経験3年以上になると認定講師検定の上級資格試験を受ける資格を得ることができます。
だたし、上級になればなるほど、実践的な試験内容となるため豊富な経験知識を要求されます。
メイクアップアーティストとして、最低限必要とされる能力を得ることが目的であるため、一つ一つの級を取得することによって、レベルアップを図ることができる内容となっています。
この試験を受験するには認定校、理事校の入学、カリキュラム修了が条件で3級で30時間、2級、1級がそれ以上で、約半年から1年ないし2年の期間が必要となります。
例えば、MSOJ認定の理美容専門認定校、メイクアップ専門理事校のいずれかに入学しなければいけません。
受験料は、3級で6,000円、2級で8,000円、1級が10,000円となっています。
筆記30分、実技1時間、ともに80点以上で合格となります。
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メイクアップアーティスト資格の選び方
以上のように、メインとなるメイクアップアーティストの資格は3つありますが、実はそれ以外にもたくさんの種類があります。
あなたの入りたい会社や職場によっては、「〇〇の資格が必要!」という場合もあります。
また、メイクのスクールによっては3種類の資格を取れる場合もあります。まだ、将来的に就職したいところが決まっていないという方は、上記の3つが取れるスクールを検討してみても良いでしょう。
これらの資格、認定を取得することで今後の活躍の幅が広がることは間違いありません。
「とは言っても、選び方に迷う!」ということもあります。
この場合には、手軽に取れる通信講座を選択肢に入れても良いでしょう。
各、資格の専門学校や講座の「資料請求」で無料の資料を集めて比較してみるのが賢い選び方です。
こちらのメイクアップの資格を最短で取るにはもチェックしてみて下さい。
【メイクアップ認定講師 資格取得講座】は、メイクアップを仕事にする為の知識と技術が学べる資格講座です。 未経験からでもメイクアップの仕事に関わる技術を学べ、将来独立して自宅サロンを開業したいという方におすすめです。
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