メイクアップアーティストを目指している方が資格以外で覚えておきたい能力には、仕事に役立つ「コミュニケーション力」「カラーの知識」の二つがあります。
必ずしも必要という事でもありませんが、あった方が仕事も上手くいくと考えておいた方が良いでしょう。
コミュニケーション力
メイクアップアーティストに限らずお客さんあっての仕事の場合には、なんといってもコミュニケーション力は必要不可欠です。
メイクでは対象となる人間の性格、肌のコンディション、どのようなメイクにしたいのか、ファッションやシーンに合わせたものにしなければいけない時があります。
メイクをする側の気持だけで完成を目指すと、お客さんにとっては満足しない場合もあります。ですので、お客さんの気持を読み取るためにコミュニケーション力が必要になってくるのです。
・どのような雰囲気のメイクにしたいのか?
・今日はどんな気分なのか?
・どのような環境なのか?
などをよく話し合った上で、メイクをすることが重要です。
特にはじめてのお客さんの立場を考えてみると、どのようなメイクをされるのか不安で仕方ない心境のはずです。
そのような場合には緊張を解きほぐし、リラックスした時間を作ることもメイクアップアーティストに求められている能力といえるでしょう。
カラーの知識
メイク効果をさらに高め、上手く表現するにはカラーセンスや知識などのテクニックは必要不可欠です。
様々な化粧品がある事からもカラーバリエーションは多種多様です。
メイクは単にメイクを施せばいいということではありません。
お客さんの肌色、着ているファッション、髪の毛の色や舞台の状態によってはメイクのカラーを工夫する必要も出てきます。
メイクをされる側の魅力を最大限に引き出すことができる色をパーソナルカラーといいますが、この色を瞬時に判断し見つけることができるならば仕事としての完成度も高くなるでしょう。
さらにカラーの相性によっては透明感のある若々しい印象にすることも、老けた印象、聡明で仕事のできる印象を持たせるなど、自由自在に印象を変えられますので役者さんのメイクのときにも幅広い活用できます。
その他にも顔分析能力やファッションセンス、ヘアスタイルなどトータル的な美の知識を持っているメイクさんは、誰よりも高いレベルのメイクを完成させることができる事でしょう。
ですので、目指すべきは様々な知識を持ったメイクアップアーティストなのかもしれません。
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