メイクをする仕事は、豊富な知識とクライアントから信頼されるテクニック、シーンにマッチするメイク、演出、ファッションセンスに長けている人であれば、この仕事に就くことは問題ないといえます。
ただ、このような知識と技術を習得するためには並々ならぬ努力は必要不可欠で、専門学校や通信教育などの学びの環境にてある程度の時間、勉強をするのが一般的です。
最近では、メイクだけでなくメイクに合うヘアアレンジ、ネイルなどをメイクアップアーティストが担当することもありますので、美容師の免許を持っている人も増えています。
逆に美容師として活躍している方がメイクアップアーティストに転身することもあるようです。
幅広いステージで活躍するためには、メイクだけでなくそれ以外にも貪欲に知識とテクニックを広げることが要求されつつあるのです。
持っておいたほうが良い資格や技術
メイクアップアーティストとして活躍するには絶対資格が必要という事ではありませんが、活躍の場所を広げ多くの方に信頼し必要とされたいなら専門的な資格を持っていると大変有利になります。
今やメイクが得意といっても、ただそれだけでは仕事の幅を広げることは非常に難しい状況にあります。
活躍したい場所を明確にし、その分野を捉えたらそこでどのような技術と知識が必要であるのかを事前に考え、その腕を高めるようにしましょう。
最近もっとも必要とされているのは、メイクの技術以外に色彩検定やサービス接遇検定といわれています。
色彩検定とは
この検定は、色に関する知識と技術を要求される試験です。
今はじめて耳にしたという方も多いと思いますが、実は20年以上も前から実施されている試験で、志願者数は累計で120万人とも言われているのです。
色に関するあらゆる知識を養うことができることから、最近では幅広い年齢層、そして多くのジャンルの方が資格取得に力を注いでいます。
特に注目されている職業にはインテリア、ファッション、グラフィックなどのデザイナーとして活躍する方が多い職種となります。
カラーコーディネーターのように国家試験ではありませんが、実力を評価してもる尺度になることは確かです。
今後フリーランスや独立を視野に入れている方でメイクアップアーティストとして活躍の場所を広げたい方には大変オススメです。
サービス接遇実務検定とは
メイクアップアーティストは生身の人間を相手にする仕事です。
つまり、常にメイクをする相手と会話をする必要があります。
相手に信頼してもらうためには、コミュニケーション能力は必要不可欠となるでしょう。
サービス接遇実務検定はサービス業務に対する知識、技術を認定する試験のことで会話の仕方、態度にテクニック、相手の気持を理解する能力、それに対する心構えなどトータル的な能力が試験されます。
接遇はなにもショップ店員だけに要求されているものではなくあらゆる企業で仕事をする人に求められているものなのです。
以上のように、最低限これらの資格、認定を持っていると採用の段階で判断するプラス材料になることは間違いありませんので、有利になるでしょう。
メイクアップアーティストの仕事と資格に興味がある方
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